「仏壇お参りの際の手土産はどんな物が良い?」
「仏壇お参りの手土産の相場やマナーについて知りたい」
「仏壇お参りの手土産におすすめの商品ってどんな物がある?」
仏壇お参りをする際、手土産に関してこのような疑問や興味を持っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、仏壇お参りの際に持っていく手土産の選び方や費用相場、マナーなどを紹介しています。また、仏壇お参りの手土産におすすめの商品も紹介します。
この記事を読むことで、仏壇お参りの手土産に関する知識やマナーを身につけることが可能です。その知識をもとに、最適な手土産を選ぶことができるようになるでしょう。
仏壇お参りの手土産について悩んでいる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
目次
仏壇お参りの手土産の選び方
お盆や四十九日などの法要のタイミングで実家に帰省する際、仏壇お参りの手土産を持参することがあります。この時に親族が集まる可能性や、そのまま仏壇のお供え物として供えられる物などを考慮して、手土産を選ぶことが大切です。
ここからは、お盆や四十九日などで帰省する際に、仏壇お参りで持参する手土産の選び方を紹介します。
個包装タイプの物を選ぶ
個包装されているタイプの物は、お供えが終わった後に分けて配りやすいので、仏壇お参りの手土産におすすめです。
また、参列者に配る際にも個包装であれば包丁で切るなどの手間がかからず、自由に食べられやすい点もメリットとなっています。
幅広い年代に喜ばれる物を選ぶ
お盆や四十九日の仏壇お参りには、幅広い年代の親族が集まる可能性があります。世代別に好みの物や食べられる物が異なるので、どのような年代の方でも食べやすい物を選ぶことが大切です。
特に餅や喉に詰まりやすい物、硬くて噛みにくい物は、子どもや高齢者が食べにくいため注意が必要です。例えばゼリーやプリン、水菓子などは幅広い年代で食べやすく、手土産に良いでしょう。
相手の好みに合わせて選ぶ
故人や渡す相手の好みに合った物であるかどうかも、仏壇お参りの手土産を選ぶ際のポイントです。仏壇お参りの手土産はそのまま仏壇のお供え物になることが多いので、故人が好きだった物を選ぶと弔いの気持ちを伝えることができます。
また、集まる親族の好みを把握できている場合、好みに合わせた物を用意することで喜ばれるでしょう。
賞味期限が長い物を選ぶ
賞味期限が長い物は、長く仏壇に供えられるというメリットがあります。特にお盆の仏壇お参りでは、お供え物はお盆の期間中はずっと備えておくことになるので、長期保存できる物が望ましいです。
また、賞味期限が長い物は時間が経っても風味が損なわれにくく、長期間お供えした物であってもおいしく食べることができます。
そして、日持ちするという点だけでなく、常温保存ができる物を選ぶのがおすすめです。もし、冷蔵保存が必要になると冷蔵庫に入りきらない可能性があるので、十分考慮して選びましょう。
土地の名産品を選ぶ
自分たちが遠方に住んでいる場合は、住んでいる土地の名産品を手土産にするという選択肢もあります。特に、普段食べることがない土地の名産品であれば喜ばれやすく、親戚同士での話題作りにもおすすめです。
さらに、土地の名産品は特別感がある物や上品な味わいの物が多いので、仏壇お参りといった特別な日の手土産として選ばれやすいでしょう。
仏壇お参りの手土産にのしは必要か?
仏壇お参りの手土産にのしは不要ですが、仏壇のお供え物にする場合はのしをつけることが必要です。添えるのし掛け紙の種類は結びきりと呼ばれる、結び先が上を向いている物を選びます。
また表書きは「御供」が一般的ですが、地域によって「御霊前」(四十九日前の法要)や「御仏前」(四十九日後の法要)を利用する場合もあるので、事前に確認しましょう。
仏壇のお供え物にしない場合は「御土産」や「御挨拶」、時期によっては「残暑御見舞」や「残暑御伺」にします。こちらの場合は、赤白の蝶結びの水引を使います。
仏壇お参りの手土産の相場
仏壇お参りに準備する手土産の費用相場は、一般的に3,000円~5,000円です。ただし故人と親密な間柄の場合や遺族と親しい関係の場合は、費用相場を気にせずに相手に喜んでもらえる物を購入して構いません。
また、法事や葬儀に参列する場合の手土産の相場は5,000円~10,000円、香典不要などの理由で、香典代わりに手土産を渡す場合は2,000円~3,000円が相場となっています。
そしてお供え用の手土産をもらった場合、返礼品を贈ることが一般的です。その場合の費用相場は、いただいた品物の3分の1~半分くらいの金額とされています。
仏壇お参りの手土産を渡すときのマナーは
仏壇お参りの手土産を渡す場合のマナーは、以下のポイントを押さえることが大切です。
・手土産を渡すタイミングは部屋に通されて挨拶をした後
・品物は紙袋から出し、正面を相手に向けて差し出す
・「よろしければお召し上がりください」など一言添える
・渡す相手は施主で、それ以外には渡さない
・自分で勝手に仏壇に手土産を供えない
・玄関先で渡す場合は「紙袋のままで失礼します」など一言添える
これらのポイントを押さえておけば、相手に不快感を与えずに渡すことができます。また手土産を辞退された場合は、無理に押し付けず素直に従うことも大切です。
仏壇お参りの手土産におすすめの商品
仏壇お参りの手土産を選ぶ際に、さまざまなお菓子があるために悩んでしまうという方もいるのではないでしょうか。仏壇お参りの手土産には、幅広い年齢層が食べられて日持ちがする焼き菓子や水菓子がおすすめです。
ここからは、中島大祥堂で販売されているお菓子から、仏壇お参りの手土産におすすめの商品を3つ紹介します。
いもくり
いもくりは、和栗となると金時芋を用いて作られた焼き菓子です。なると金時芋と和栗を丁寧に裏ごしして焼き上げた本商品は、香料やスパイスなどの原料を使っていないので、素材本来の甘さや風味を楽しめます。
また、常温保存で賞味期限も30日以上と日持ちするので、仏壇お参りの手土産におすすめです。
内容量 | 内容 | 金額(税込) |
---|---|---|
3個 | いもくり3個 | 756円 |
5個 | いもくり5個 | 1,296円 |
10個 | いもくり10個 | 2,484円 |
15個 | いもくり15個 | 3,672円 |
吉野のくずもち
吉野のくずもちは、「純」と「柚子」の2種類の味が楽しめるくずもちです。口の中に入れた瞬間にもっちり、とろりとした食感が広がり、幅広い年代で食べやすい商品となっています。
黒糖を使った黒蜜と炒り方が異なる2種類のきな粉を混ぜ合わせた「純」は、くずもち本来の上品な味わいが特徴です。そして柚子香るくずもちの「柚子」には、徳島県産の柚子皮を使った柚子蜜を添えており、さわやかな酸味を楽しめます。
内容量 | 内容 | 金額(税込) |
---|---|---|
6個 | 純3個/柚子3個 | 1,080円 |
9個 | 純6個/柚子3個 | 1,620円 |
12個 | 純6個/柚子6個 | 2,160円 |
黒わらび餅
黒糖わらび餅は、黒糖入りの黒蜜を練りこんだわらび餅です。濃厚な黒糖の味わいや、深く炒った大豆に黒米・黒豆・黒ゴマ・黒松の実・黒かりんを組み合わせた黒きな粉の奥深い風味は、こだわりを感じさせるでしょう。
こちらの商品は、賞味期限が60日以上と長いだけでなく常温保存ができるので、仏壇へのお供え物としておすすめです。
内容量 | 内容 | 金額(税込) |
---|---|---|
6個 | 黒わらび餅6個 | 1,080円 |
9個 | 黒わらび餅9個 | 1,620円 |
12個 | 黒わらび餅12個 | 2,160円 |
マナーを知って最適な仏壇お参りの手土産を選ぼう
仏壇お参りの際には、仏壇にお供えする物として手土産を持っていくことが一般的です。仏壇にお供えした手土産は最終的には配って食べるようになるので、個包装タイプの物や賞味期限が長い物などが好まれています。
また仏壇お参りの手土産には、渡すときのマナーや費用相場、のしの有無など確認しておくポイントがいくつかあります。間違えると相手に気を遣わせるだけではなく、不快にさせてしまう可能性があるので注意しましょう。
今回紹介した記事を参考に、マナーを守って故人や相手に喜ばれる手土産を選んでみてはいかがでしょうか。