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【例文付き】退職祝いメッセージのお相手別の例文集!書き方のポイントも解説

「退職祝いのメッセージはどのように書けば良い?」
「退職祝いのメッセージにはマナーがある?」
「退職祝いのメッセージ内容は相手によって変えるもの?」
身近な人が退職する際には、上記のような疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、退職祝いメッセージの書き方のポイントを解説します。あわせて、両親や兄弟、上司、目上の先輩、取引先の方、同期、後輩、友人などの相手別に分けた退職祝いメッセージの例文も紹介します。

 

本記事を読むことで退職祝いメッセージの書き方のポイントを理解し、相手に対する適切なメッセージを書けるようになるでしょう。

 

退職祝いメッセージの書き方で悩んでいる方は、こちらの記事を読んでみてください。

退職祝いメッセージの書き方のポイント

退職祝いのメッセージは相手に対し、これまでの感謝や労いの気持ちを伝えられる手段の一つです。内容が今後の関係性に影響を与える可能性もあるため、相手に良い印象を与えられるよう心がけることが大切です。

 

退職祝いのメッセージの書き方には、いくつかポイントがあります。ポイントを押さえておけば、相手に気持ちが伝わるメッセージを書くことができるでしょう。

 

ここからは、退職祝いメッセージの書き方を紹介するので、参考にしてみてください。

感謝や労いの気持ちを伝える

退職祝いのメッセージには、相手への感謝や労いの気持ちを含めるようにしましょう。退職理由は、定年退職や転職、独立など人によってさまざまです。どのような退職理由であっても、相手に感謝や労いが伝わるメッセージ内容にすることが大切です。

 

メッセージに感謝の気持ちを含めることで、会社や他の従業員にとって相手がどれだけ重要な存在であったかを伝えられます。上司や先輩が退職する場合、これまでお世話になったことをメッセージという形で伝えることが可能です。

 

また、上司や先輩のような目上の方が退職する際には、感謝や労いとともに、尊敬の気持ちを伝えると良いでしょう。尊敬の気持ちが相手に伝われば、良い印象を与えられる可能性があります。

思い出やエピソードを添える

退職祝いのメッセージを書くときのポイントの一つは、相手との思い出やエピソードを含めることです。感謝の言葉だけでなく、具体的なエピソードを添えることで、相手により気持ちが伝わりやすくなります。

 

たとえば、苦楽をともにしたプロジェクトでの出来事、仕事で悩んでいたときに救われた出来事などです。相手は、退職祝いのメッセージを通じて当時のことを思い出し、さまざまな感情が蘇るでしょう。

 

メッセージに盛り込む思い出やエピソードは、どのような内容でも良いというわけではありません。失敗談のような失礼にあたる内容は避け、気持ちよく送り出すことを心がけて書くことが大切です。

ポジティブな言葉や表現を使う

退職祝いのメッセージは相手の立場や退職理由にかかわらず、ポジティブなメッセージ内容にするようにしましょう。

 

退職にはスキルアップのための転職や独立など、本人にとって前向きなものもありますが、やむを得ない事情を抱えている可能性もあります。

 

このような方にとって、ネガティブメッセージは精神的な負担になりかねないため、注意が必要です。

退職祝いメッセージのマナーを守る

退職祝いのメッセージには、マナーがあります。マナーを守らなければ、せっかくメッセージを書いても相手に悪い印象を与えてしまう可能性があります。そのため、退職祝いのメッセージを書くときにはマナーを把握し、相手に失礼にならないように注意しましょう。

 

退職祝いのメッセージには、避けるべき言葉がいくつかあります。たとえば「死」や「苦」、「切れる」や「終わる」などです。漢数字の「四」や「九」も、「死」や「苦」を連想させるため、避けるべき言葉に含まれています。

 

また、近年は高齢化や働き方に対する価値観の多様化により、定年退職後も働き続ける方が増えています。定年後の過ごし方は人によって異なるため、「ゆっくりお過ごしください」といった表現も避けたほうが良いでしょう。

退職祝いメッセージのお相手別例文集

退職祝いのメッセージは、相手に感謝や労いの気持ちを伝える良い機会です。しかし、内容によっては相手に不快な思いをさせてしまう可能性もあります。言葉選びや表現方法に気を付け、相手を気持ちよく送り出すよう心がけましょう。

 

ここからは、送る相手別に退職祝いのメッセージ例文を紹介するため、参考にしてみてください。

父親や母親へ贈る退職祝いメッセージの例文

自分の父親や母親が退職する際に贈るメッセージの例文は、次のとおりです。


【例文1】
定年退職おめでとうございます。今の私があるのは、お父さんがこれまで一生懸命に働いてくれたおかげです。これからは、自分の好きなことをして人生を楽しんでください。

 

【例文2】
お父さん、定年おめでとうございます。長い間、家族のために働いてくれて本当にありがとうございました。これからは、趣味を満喫して充実した時間を過ごしてね。

 

【例文3】
お母さん、定年おめでとう。仕事で忙しい中でも、家族のために毎日食事を作ってくれてありがとうございました。これからは、ゆっくりとした時間を過ごしてくださいね。

 

【例文4】
お母さん、定年退職おめでとうございます。幼い頃から仕事と家事を両立する姿を見てきましたが、社会人になった今、その大変さがよくわかります。しばらくはゆっくりと過ごし、第二の人生を満喫してください。


兄弟や家族へ贈る退職祝いメッセージの例文

自分の兄弟や家族が退職する際に贈るメッセージの例文は、次のとおりです。


【例文1】
お兄ちゃん、ご退職おめでとうございます。これまでの経験やスキルを活かし、新たな職場でも活躍してください。

 

【例文2】
お姉ちゃん、ご退職おめでとう。独立するとこれまで以上に忙しくなると思うけど、健康には気を付けて頑張ってくださいね。

 

【例文3】
叔父さん、定年退職おめでとうございます。専門家として、長い間働いてきた叔父さんを心から尊敬しています。本当にお疲れ様でした。

 

【例文4】
叔母さん、定年退職おめでとうございます。これまでは仕事と家事の両立で大変だったと思うけど、これからは趣味をたっぷりと楽しんでくださいね。


上司や目上の先輩、取引先の方へ贈る退職祝いメッセージの例文

職場の上司や目上の先輩、取引先の方が退職する際に贈るメッセージの例文は、次のとおりです。


【例文1】
ご定年おめでとうございます。長い間お疲れ様でした。仕事で悩んでいたときに、的確なアドバイスをいただいたことを感謝しています。退職後もどうぞお元気でお過ごしください。

 

【例文2】
ご退職おめでとうございます。これまで、丁寧にご指導いただいたことやお世話になったことが思い出されます。ご退職後も、どうぞお体に気を付けてお過ごしください。

 

【例文3】
ご退職おめでとうございます。○○先輩には公私ともにお世話になり、心から感謝しております。退職後、益々のご活躍をお祈りいたします。

 

【例文4】
ご退職おめでとうございます。○○様には、長きに渡りご尽力いただきました。ご在任中のご指導に感謝申し上げますとともに、今後も益々のご活躍をお祈りいたします。


同期や後輩、友人へ贈る退職祝いメッセージの例文

職場の同期や後輩、友人が退職する際に贈るメッセージの例文は、次のとおりです。


【例文1】
○○さん、退職おめでとう。同期として入社して以降、多くの刺激をもらいました。今後は働く場所が変わりますが、時々飲みに行きましょう。

 

【例文2】
○○さん、これまでお世話になりました。同じ職場で働けたこと、本当に嬉しく思っています。今後、益々のご活躍をお祈りいたします。

 

【例文3】
○○さん、今までありがとうございました。ともに過ごした時間は、本当にかけがえのないものでした。ご多幸をお祈りします。

 

【例文4】
○○さん、ご栄転おめでとうございます。キャリアアップする姿を目の当たりにし、とても刺激を受けています。これからも、お互いを刺激し合える関係を続けていきましょう。


先生や恩師へ贈る退職祝いメッセージの例文

先生や恩師が退職する際に贈るメッセージの例文は、次のとおりです。


【例文1】
○○先生、ご退職おめでとうございます。熱心な指導のおかげもあり、今の自分があります。先生にとって第二の人生が素晴らしいものになるよう、心からお祈りいたします。

 

【例文2】
これまで本当にお世話になりました。○○先生からは、本当にたくさんのことを学ばせていただきました。新天地での益々のご活躍をお祈りいたします。

 

【例文3】
○○先生、○年間本当にありがとうございました。どのようなときも温かく指導してくださったこと、心から感謝しております。益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。

 

【例文4】
このたびはご退職おめでとうございます。社会人となった今でも、先生との日々を思い出し、感謝の気持ちでいっぱいになります。今後はご自身のお体を大切に、ゆっくりとした時間をお過ごしください。


退職祝いに素敵なメッセージを贈ろう

退職祝いのメッセージは、相手に感謝や労いの気持ちを伝える機会となります。メッセージを書くときのポイントを押さえ、相手を気持ちよく送り出せるような文章を作りましょう。メッセージに具体的なエピソードを盛り込むと、相手に伝わりやすくなります。

 

退職理由は人によって異なるため、可能な限りポジティブな言葉や表現を使うよう心がけることも大切です。また、退職祝いのメッセージにはいくつかのマナーがあるため、事前に確認しておく必要もあります。

 

本記事で紹介した例文も参考にし、相手の立場によって言葉や表現を使い分け、良い印象を与える退職祝いメッセージを書きましょう。

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