「喜寿のお祝いは何を贈ればいい？」
「喜寿のお祝いで渡してはいけない品物があるの？」
「お祝いをしない方がいい場合ってなんだろう」
喜寿（きじゅ）を迎える方のお祝いをする際に、上記のような心配事や疑問が浮かぶのではないでしょうか。

 

本記事では、喜寿のお祝いのプレゼントでNGなものと、喜寿のお祝いをしない方がいい場合を紹介していきます。

 

この記事を読むことで、喜寿のお祝いのプレゼントとして、贈ってはいけないものや適切なものを知ることができます。その知識をもとに、相手にお祝いの気持ちが伝わるプレゼントを渡すことができるでしょう。

 

また、喜寿のお祝いにおすすめのお菓子ギフトも紹介しているため、具体的なプレゼントが浮かばない時は参考にできます。

 

喜寿のお祝いのプレゼントで悩んでいる方は、ぜひこの記事をご覧ください。

喜寿のお祝いでNGなプレゼント

喜寿とは、77歳を迎えた方を祝う伝統的な風習で、長寿を祝う行事の1つです。

 

長寿のお祝いということで、縁起が悪いとされているものや弔事や老いを感じるものなど、NGとされている品物がいくつかあります。

 

ここからは、喜寿のお祝いでNGなものと、その理由についてご紹介します。

櫛

くしは、「苦」や「死」を連想させるため、古くから縁起がよくないとされています。同じように、9や4といった数字も「苦」や「死」を連想させるため、注意が必要です。

 

くしには、揉め事を解きほぐすという良い意味もありますが、贈りものでは避けるのが無難でしょう。

杖・老眼鏡

杖や老眼鏡といった、年齢を感じさせるものも、喜寿のお祝いには適していません。

 

長寿のお祝いの場で、年齢や老いを連想させるものは、相手を傷つけてしまったり、不快な気持ちにさせてしまったりする場合があるため、喜寿のお祝いでは贈らないようにしましょう。

日本茶

香典返しなどの弔事で贈る印象の強い日本茶は、お祝い事である喜寿の贈りものにはNGとされることが多いです。そのため、日本茶を好む年配の方も多くいますが、避けた方が良いです。

 

しかし、地域によっては問題ない場合もあるため、事前に贈る相手のお住まいの地域の慣習を、確認すると良いでしょう。

靴下・スリッパ

靴や靴下、スリッパなどは実用性が高くプレゼントに選ばれることも多いですが、足で踏むものは、目上の方に贈るには失礼にあたります。

 

また靴や靴下、スリッパには、「相手を踏みつける」や「下に見ている」、「踏み台」といった悪い意味があるため、贈らないようにしましょう。

文房具・鞄・時計

勤勉というイメージのある、文房具やカバン、時計も避けた方が良いとされるアイテムです。これらの品物には、「より勤勉に」や「もっと精進を」という意味合いがあるため、目上の方へのプレゼントには向きません。

 

また、ベルトも「気を抜くな」という意味に捉えられる可能性があるため、注意が必要です。

 

贈る相手が、文房具やカバン、時計を好む場合には、一言断りをいれて、誤解を生まないように気を配りましょう。

ハンカチ

手巾と漢字で書くハンカチは、「手切れ」という読み方ができることから、別れや絶交を意味しているといわれており、喜寿祝いのプレゼントには適していません。

 

しかし、ハンカチには様々なデザインやカラフルなものも多くあります。ハンカチを贈りたい際には、弔事で使われることもある白のハンカチは避け、それ以外のものを送る場合は、相手に誤解がないよう配慮すると良いでしょう。

喜寿のお祝いにおすすめなプレゼント

さらなる健康と長生きを願う喜寿のお祝いでは、通常の誕生祝いよりも特別感を出すと良いでしょう。また、贈る相手の好みや実用性なども考慮したものを選ぶことが重要です。

 

ここからは、喜寿のお祝いにおすすめのプレゼントをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

お花

お祝いのプレゼントとして、お花は定番で華やかさもあり、お祝いの気持ちも感じることができます。また、喜寿のお祝い色である紫色を取り入れやすく、いつもとは少し異なる特別感も味わえます。

 

近年では、お手入れが簡単で長く楽しめるプリザーブドフラワーなどもあるため、おすすめです。

日常的に使う小物

アクセサリーやキーケースのような、実用的で普段から愛用しやすい小物や、贈る相手が普段買わないような小物は、特別感も出てプレゼントで喜ばれる方が多いです。

 

また、名入れアイテムにすると、より特別感が強く出るため、喜寿のお祝いにも人気となっています。

お菓子

お菓子もプレゼントとして定番で、身内の方以外にも渡しやすいものになります。

 

好き嫌いも分かれにくく、和菓子や洋菓子など、相手の好みに合わせて選びやすいため、多くの方に喜ばれるでしょう。

 

また、詰め合わせになっているものや、お祝いの場で楽しめるものなど、幅広く様々な場面で楽しめます。

喜寿のお祝いをしない方がよい時もある

喜寿のお祝いはおめでたいことではありますが、お祝いをしない方が良い場合もあります。

 

ご本人の体調が優れない場合や、お祝いを望まれていない場合などは、無理にお祝いをしない方が良いでしょう。

 

お祝いの気持ちを伝えたい場合には、ご本人の健康や意思を第一とした形で伝えるようにしましょう。

喜寿お祝いのプレゼントとしておすすめなお菓子3選

喜寿のお祝いのプレゼントには、相手の好みを考慮した品物を選ぶようにしましょう。悩んでしまった場合は、お花やお菓子などの定番の品物がおすすめです。

 

ここからは、喜寿のお祝いのプレゼントにぴったりのお菓子ギフトを3つご紹介します。複数の種類の味が楽しめる詰め合わせと、単品のものもあるため、ぜひ参考にしてみてください

丹波黒豆サブレ

丹波産の黒豆は、丹波を代表する農作物の1つで、古来より朝廷にも献上されていたものです。

 

丹波黒豆サブレは、香りもよく口当たりもいい食感である丹波の黒豆を、丁寧に煎って生地に混ぜています。サクサクとした心地よい食感と深い味わいと上品な甘さを楽しめるでしょう。

キュートセレクション

キュートセレクションは、素材の美味しさを閉じ込めたスティックケーキとプチクッキーの詰め合わせです。

 

カラフルで見栄えもよく、いろいろな味を楽しめるのが魅力で、プレゼントにも喜ばれるでしょう。内容量も11個～36個と幅広く展開されているため、贈りたい相手に合わせた量のものを選べます。

粋撰菓

粋撰菓は、和の上質感を存分に味わえる焼き菓子の詰め合わせです。こだわりの素材である黒ごま、抹茶、さつまいも、くるみ餡、和三蜜をクッキーやケーキなどで楽しむことができます。

 

和菓子が好きな方だけではなく、洋菓子を好む方にも喜ばれやすいでしょう。

喜寿のプレゼントを選ぶ際はNGなものを知っておこう

喜寿のお祝いは、長い人生を歩んできた方へお祝いの気持ちを表し、これからの健康と長生きを祈るために行われます。

 

そのため、NGとされる品物はできる限り避け、お祝いも相手を尊重した適切な形を選ぶようにしましょう。

 

喜寿のお祝いのプレゼントにお悩みの方は、本記事で紹介した人気のお菓子ギフトをぜひ、お選びください。