「喜寿のお祝いメッセージって贈った方がよいの?」
「お祝いメッセージで書く時に気を付けた方がよいことって何かあるの?」
「喜寿のお祝いメッセージに何を書けばよいのか知りたい」
身近な人が喜寿を迎える時に贈るメッセージに、疑問や不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
本記事では、喜寿のお祝いのメッセージを書く時に注意すべきポイントについて紹介しています。この記事を読むことで、喜寿のお祝いメッセージを作成する際に注意するポイントが理解でき、相手に合わせて適切なメッセージを贈れるようになるでしょう。
また、喜寿のお祝いの例文を贈る相手別に紹介しているため、実際にお祝いメッセージを書く際の参考にもなります。
喜寿のお祝いをする際の注意点を知りたい方、メッセージの内容に悩んでいる方はぜひ、こちらの記事をチェックしてみてください。
目次
喜寿のお祝いのメッセージを書く時に重要なポイント
「喜寿(きじゅ)」とは、77歳を迎える方の長寿をお祝いする風習です。身近に77歳になる方がいる際は、喜寿を祝うメッセージを贈ってみましょう。
ここでは、喜寿を迎える方へのメッセージにおいて、気を付けなければならないポイントについて紹介します。
喜寿を祝うメッセージには、お祝いのメッセージならではの注意点や、喜寿祝い特有の気を付けた方がよいポイントがあります。メッセージを書く前に、これらの内容をチェックしておきましょう。
読みやすい大きな字で書く
喜寿を迎えるの方へ届けるメッセージは、文字を大きく、読みやすいように書きましょう。
メッセージの文字を大きくする理由は、喜寿を迎える方は77歳になっており、高齢から視力が低下している可能性があるためです。目の悪い方でも楽に読めるように、大きくハッキリした読みやすい文字になるよう心掛けて、メッセージを書きましょう。
縁起が悪い言葉は避ける
喜寿のお祝いメッセージでは、縁起の悪い言葉は使わないようにしましょう。具体的には、以下のような言葉は避けてください。
・死
・苦
・病
・老
・ぼける
・散る
「死」「苦」「病」は、それぞれ縁起の悪いことを連想させる言葉であるため、使わないようにしましょう。
また、「老」「ぼける」「散る」などの言葉は、喜寿の方を老人扱いすることで、不快にさせてしまう可能性のある言葉です。喜寿を祝うメッセージには、ふさわしくないでしょう。
明るく前向きな言葉や感謝の気持ちを贈る
喜寿のメッセージには明るくポジティブな言葉を書き、ネガティブなことは書かないようにしましょう。
特に注意したいのは、相手をいたわるつもりでネガティブな話題を出してしまうことです。以前病気になったことや体調を崩していたことなど、ネガティブな話題はお祝いにふさわしくないため、避けてください。
「これからも元気でいて欲しい」「長生きしてください」などの相手の健康を願う言葉や、普段は伝えられない感謝の気持ちを言葉にして贈りましょう。
相手との関係性に合った言葉を使う
喜寿のお祝いメッセージは、相手との関係性によって敬語やフランクな言葉を使い分けましょう。
祖父母や両親の喜寿のお祝いでは、普段話しているようなフランクな言葉遣いでメッセージを書いたとしても、親しみを持ってもらえるでしょう。
しかし、贈る相手が会社の上司などのビジネス関係にある方の場合は、マナーを意識する必要があります。親しい間柄であったとしても、敬語でお祝いメッセージを書きましょう。
【相手別】喜寿のお祝いの例文
ここからは、喜寿を迎える方への、相手別のメッセージ例を紹介します。
喜寿を祝うメッセージは、血縁関係のある方や親しく付き合いのある方と、ビジネス関係の方とで贈る言葉を変える必要があります。
両親や友人、会社の上司など、相手別に具体的な例文を紹介しますので、参考にしてみてください。
父親に贈る喜寿のお祝いメッセージ
父親が喜寿を迎える際は、親しみを込めた言葉遣いで、日頃の感謝や自分の気持ちを記載するとよいでしょう。
【例文1】
お父さん、喜寿おめでとう!
また来年は、お母さんと私達家族と一緒に、旅行にいきましょう。
だからこれからも、元気でいてくださいね。
【例文2】
喜寿おめでとうございます!
お父さんは、いつも様々な場面で手助けしてくれて、本当に感謝しています。
どうかこれからも長生きして、孫たちの成長を見守ってくださいね。
【例文3】
父さん、喜寿おめでとう。
父さんが元気に過ごしていてくれて、子どもたち一同みんな喜んでいます。
これからも健康に気を付けて、傘寿や米寿を迎えられるように長生きしてください。
母親に贈る喜寿のお祝いメッセージ
母親に贈る喜寿のメッセージは、親しみを込めて、日頃の感謝の言葉をつづるようにしましょう。
【例文1】
お母さん、喜寿おめでとうございます!
お母さんには昔から、たくさん助けてもらっていて感謝しています。
どうかこれからも、元気で長生きしてくださいね。
【例文2】
喜寿おめでとう!
いつも家族のことを気にかけてくれて、私たちみんな、お母さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも健康に気を付けて、好きなことをして長生きしてくださいね。
【例文3】
お母さん、無事に喜寿を迎えられたこと、おめでとうございます。
77歳を迎えたなんて思えないくらい元気なお母さんには、いつも元気をもらっています。
また、家族そろって遊びにいきますね。
いつまでもお母さんが健康であることを願っています。
祖父母へ贈る喜寿のお祝いメッセージ
祖父母への喜寿のメッセージは、孫であることを意識して、親しみを込めた内容になるようにしましょう。
【例文1】
おじいちゃん、おばあちゃん、喜寿おめでとう!
77歳を2人そろって迎えられるなんて、本当にすごいことだと思います。
どうかこれからも、長生きしてくださいね。
【例文2】
喜寿おめでとう!
いつも元気でいてくれるおじいちゃんとおばあちゃんがいて、私は幸せです。
また遊びにいくので、楽しみにしていてください。
【例文3】
おじいちゃん、おばあちゃん、おめでとう。
いつまでも、元気で長生きしてね。
これからも、僕といっぱい遊ぼうね。
会社の上司への喜寿のお祝いメッセージ
会社の上司へのメッセージでは、マナーを守った内容で贈る必要があります。これまでお世話になったことへの感謝や、一緒に培った思い出などを書くと喜ばれるでしょう。
【例文1】
〇〇様、喜寿おめでとうございます。
〇〇様には、入社当時から長くお世話になり、深く感謝しています。
これからもご面倒をおかけすることと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
【例文2】
喜寿おめでとうございます。
〇〇さんがお元気に活躍されている姿を見て、いつも尊敬の念を抱いております。
どうぞこれからも、叱咤激励くださいますよう、お願いいたします。
友人への喜寿のお祝いメッセージ
友人へ贈る喜寿のメッセージでは、相手に合わせて思い出や日頃のエピソードなどをまじえるとよいでしょう。
【例文1】
〇〇さん、喜寿おめでとうございます!
〇〇さんのいつも、明るく分け隔てない優しい接し方は、私のお手本になっています。
どうかお元気で、長生きしてください。
【例文2】
喜寿を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。
〇〇さんにはこれまで長く、親しく接してくださったこと、感謝しております。
どうか〇〇さんが、これからも素敵な日々を送れますようにお祈り申し上げます。
心を込めて喜寿のお祝いをしよう
喜寿は、77歳という高齢を迎えた方を祝うことです。喜寿を祝う際には、贈り物やメッセージを贈ることがあります。
喜寿のメッセージを贈る時は、縁起の悪いことや老いを連想させるような言葉を使わないように気を付けましょう。相手によって言葉遣いを変え、ビジネス関係の方には礼儀を守ったメッセージにすることも大切です。
また、メッセージの内容に困った時はこの記事を参考にしてください。
喜寿を迎える方に、心のこもったお祝いメッセージを贈ってみましょう。