「お祝い返しをする際の基本的なマナーを知りたい」
「お祝い返しを贈る時期や金額の相場ってどのくらい?」
「お祝い返しにおすすめの商品を教えてほしい」
など、お祝い返しを準備する際に、このような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
本記事では、お祝い返しを贈る時期や金額の相場を含めた、基本的なマナーについて紹介しています。また、お祝い返しにおすすめの商品も紹介します。
この記事を読むことで、お祝い返しがどのようなものかをはじめ、どのように準備すればよいか把握することが可能です。そして、その知識をもとにすれば、相手に失礼にならない形で感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。
お祝い返しをどのようにすればよいか悩んでいる人は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
目次
お祝い返しは必要?
「お祝い返し」とは、結婚や出産などでお祝いをいただいた際に、お返しとして贈るお礼の品や行為です。
幸せのおすそ分けと言われる内祝いと混同されがちですが、お祝い返しは、あくまで「いただいたお祝いに対するお返し」のため、別物として扱われることを知っておきましょう。
一般的に、いただいたお祝いに対しては、お返しをするのがマナーと考えられています。
ただし、お祝いごとの内容によっては不要な場合もあるため、場面に応じて対応することが大切です。
ここからは、お祝い返しの考え方について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
お祝い返しが必要なお祝いごと
お祝い返しが必要なお祝いごとには、以下のものがあります。
・結婚や出産などの内祝い
・お中元やお歳暮
これらのお祝いごとの場合、お返しをするのが一般的なマナーです。そのため、たとえ相手がお返しを遠慮している場合でも、「感謝の気持ちを伝える」という意味で、お祝い返しを検討する必要があるでしょう。
お祝い返しが不要なお祝いごと
お祝い返しが不要なお祝いごとには、以下のものがあります。
・子どもの成長に関連したお祝い(初節句、七五三、卒業式、成人式など)
・会社に関するお祝いごと(昇進や栄転祝い、慶事の贈答など)
子どもの成長に関連したお祝いごとで、「お返しが不要」とされている理由は、子ども自身には収入がないことから、お返しをすることができないと考えられているためです。
また、会社に関するお祝いごとの場合、福利厚生として支給されたものに対してはお返しは不要です。ただし、会社の同僚などからお祝いをもらった場合は、直接お礼を伝える、もしくはお礼状を渡すなどの対応は必要でしょう。
上に挙げた「お祝い返しが不要」とされているお祝いごとであっても、そのままにするよりは、何らかの形でお返しする方が親切です。
お祝いをくれた相手の気持ちに感謝し、他のお祝いごとと同様に、お返しを贈るようにしましょう。
お祝い返しの目的は感謝を伝えること
お祝いをいただいた相手に「お祝い返し」をすることは、お付き合いにおける一般的なマナーです。
しかし、それ以上に大切なのは、相手に感謝の気持ちを伝えることです。今後もよいお付き合いができるよう、お祝い返しにはお礼の言葉を添えましょう。
直接お祝い返しを渡す場合は、丁寧な言葉でお礼の気持ちを伝えることが大切です。
また、遠方に住んでいる相手にお祝い返しを贈る場合は、お礼状やメッセージカードなどを使って、感謝の気持ちを伝えることをおすすめします。
お祝い返しを贈る時期
お祝い返しを贈る時期は、お祝いをいただいてから1か月以内がマナーとされています。ただし、お祝いの種類によっては、期間が延びる場合もあるため、1か月以内というのは、あくまでも目安と考えておきましょう。
結婚を例にとると、お祝い返しを贈る時期は、挙式や入籍から1か月以内とされています。結婚式を挙げない場合は、ご祝儀をいただいてから1か月以内と考えましょう。
いずれの場合も、お祝い返しを贈る際のマナーとして、事前に電話などでお礼の連絡をすることを忘れないようにしてください。
お祝い返しの金額の相場
お祝い返しは、いただいたお祝いの半額または1/3程度が一般的な相場です。
具体的な例を挙げると、10,000円のお祝いをいただいた場合は、3,500~5,000円、5,000円のお祝いであれば1,700~2,500円となります。
ただし、いただいたお祝いの金額によっては、相場の金額が当てはまらない場合もあります。このような時は、相場にこだわらず、あまり高額にならない範囲でお返しするようにしましょう。
お祝い返しは「半返し」が基本
お祝い返しは、いただいた金額の半分程度の金額で行う「半返し(半額)」が基本とされています。
この「半返し」は、昔ながらの習慣で、葬儀の際に参列者からいただく香典の使い方に由来があるとされています。
昔は、葬儀にかかった費用の半分程度を香典でまかない、余ったお金については参列者に返していました。これが半返しの始まりだと言われています。
ただし、お祝い返しの半返しは絶対ではありません。高額もしくは安価なお祝いに対しては、半返しにこだわらず、別な方法でお返しすることをおすすめします。
お祝い返しに最適!おすすめのお菓子3選
お祝い返しの品物には、相手が喜ぶものを選ぶことが大切です。例えば、「消え物」と呼ばれる食品や日用品は、性別や年齢を問わず喜ばれやすいため、お返しにふさわしい品物といえるでしょう。
食品の中でも、特におすすめなのが、焼き菓子などのお菓子です。日持ちがよい個包装のものであれば、家庭で長く楽しめるほか、職場でも配りやすいでしょう。
ここからは、お祝い返しにおすすめの、中島大祥堂のお菓子を3つ紹介します。
丹波黒豆サブレ
丹波黒豆サブレは、丹波産の黒豆を使った焼き菓子です。一般的な黒豆よりも粒が大きく、香りや口当たりがよい丹波産の黒豆を使用しているため、他では味わえない食感が楽しめます。
サブレの生地には、丁寧に煎った丹波黒豆が混ぜ込まれているため、一口かじるごとに黒豆の深い味わいが堪能できます。
サクサクとしたサブレの食感と、黒豆の香ばしさを満喫できるおすすめの一品です。
内容量 | 金額(税込) |
---|---|
丹波黒豆サブレ 8個 | 1,188円 |
丹波黒豆サブレ 16個 | 2,376円 |
丹波栗のフィナンシェ
丹波栗のフィナンシェは、生地に丹波栗の渋皮煮を混ぜ込み、しっとりとした風合いに焼き上げたお菓子です。
ほっくりとした味わいの丹波栗の風味と、生地に練り込まれたバターの香りとを一緒に楽しめる、人気の焼き菓子です。
プレーンとショコラの2種類がセットになっているため、それぞれの味の違いを楽しめるところも魅力の一つと言えるでしょう。
内容量 | 内容 | 金額(税込) |
---|---|---|
丹波栗フィナンシェ 4個 | 丹波栗フィナンシェ 2個、丹波栗フィナンシェ ショコラ 2個 | 1,296円 |
丹波栗フィナンシェ 8個 | 丹波栗フィナンシェ 4個、丹波栗フィナンシェ ショコラ 4個 | 2,484円 |
キュートセレクション
キュートセレクションは、焼き菓子の詰め合わせセットです。キュートでカラフルなデザインで、大小さまざまなサイズがあるため、見た目だけでも楽しめるでしょう。
素材本来の風味を生かしたスティックケーキとプチクッキーの詰め合わせで、多彩な味わいが取り揃えられているため、相手の好みに合わせて贈りやすい一品です。
内容量 | 内容 | 金額(税込) |
---|---|---|
キュートセレクション 11号 | オレンジケーキ 1個、ミックスベリーケーキ 1個、キャラメルアップルケーキ 1個、抹茶ショコラケーキ 1個、ニューヨークブラウニー 1個、ショコラクッキー 1個、ストロベリークッキー 2個、アールグレイクッキー 1個、レモンクッキー 2個 | 1,080円 |
キュートセレクション 23号 | オレンジケーキ 1個、ミックスベリーケーキ 2個、キャラメルアップルケーキ 1個、抹茶ショコラケーキ 2個、ニューヨークブラウニー 1個、ショコラクッキー 4個、ストロベリークッキー 4個、アールグレイクッキー 4個、レモンクッキー 4個 | 1,620円 |
キュートセレクション 26号 | オレンジケーキ 2個、ミックスベリーケーキ 3個、キャラメルアップルケーキ 2個、抹茶ショコラケーキ 3個、ニューヨークブラウニー 2個、ショコラクッキー 3個、ストロベリークッキー 4個、アールグレイクッキー 3個、レモンクッキー 4個 | 2,160円 |
キュートセレクション 36号 | オレンジケーキ 3個、ミックスベリーケーキ 3個、キャラメルアップルケーキ 3個、抹茶ショコラケーキ 4個、ニューヨークブラウニー 3個、ショコラクッキー 5個、ストロベリークッキー 5個、アールグレイクッキー 5個、レモンクッキー 5個 | 3,240円 |
お祝い返しで確実に感謝を伝えよう!
結婚や出産などのお祝いごとでは、さまざまな人からお祝いをいただくことがあります。そのような場合に、相手へ感謝の気持ちを返すのが「お祝い返し」です。お返しが不要な場合もありますが、基本として、お祝いしていただいたらお返しすることがマナーとなっています。
そのため、今後もお付き合いを続けていきたい人に対しては、きちんとマナーを守ってお返しするようにしましょう。
本記事では、お祝い返しの基本マナーについて紹介しました。
お祝い返しの贈り物で、相手に感謝の気持ちを伝えられるよう、ぜひ本記事を参考にしてください。