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【例文付き】シーン別に卒寿のお祝いメッセージをご紹介!書き方のポイントも解説

「卒寿のお祝いメッセージは、何を書いたらよいのだろう」
「祖父母の卒寿に、孫から贈るメッセージはどうすればよい?」
「上司の卒寿祝い、適切なメッセージの書き方が知りたい」
身近な方が卒寿を迎えた際、上記のような疑問や不安が浮かぶのではないでしょうか。

 

本記事では、卒寿を迎えた方が読みやすく、喜んでもらえるメッセージを書くためのポイントや、関係性に応じた書き方のコツをご紹介します。

 

この記事を読むことで、卒寿のお祝いメッセージの基礎知識や、気を付けるべき点を理解し、相手に感謝や祝福の気持ちが伝わるメッセージを贈れるようになるでしょう。また例文も紹介しているため、具体的なイメージが浮かばない方も参考にできます。

 

卒寿のお祝いメッセージに悩んでいる方は、ぜひこの記事をご覧ください。

卒寿のメッセージの書き方のポイント

卒寿とは、90歳を迎える節目のお祝いのことで、卒の字の略字「卆」が、九と十に読めることに由来します。

 

卒寿は、長寿を祝うと共に、感謝や尊敬の気持ちを伝える大切な機会です。

 

しかし、お祝いのメッセージを書くとなると、どのような言葉を選べばよいのか迷うことも多いのではないでしょうか。例えば、シンプルで要点を押さえたメッセージは、書き手の祝福や感謝の気持ちを明確に伝えられます。

 

ここからは、卒寿のメッセージを書く際のポイントを紹介します。

感謝の言葉は飾らずに伝える

難しい表現ではなく、わかりやすいシンプルな言葉で感謝を伝えるのがおすすめです。

 

「ありがとう」や「おめでとう」といった短い言葉を使うことで、相手に気持ちがストレートに伝わります。

 

そのため、卒寿のお祝いでは複雑な言い回しを避け、簡潔なメッセージで送りましょう。

大きくて読みやすい字で書く

卒寿を迎える方の中には、小さな文字が読みづらくなっている方も多いです。

 

卒寿のお祝いメッセージを書く際には、大きめのカードに大きな字で書くとより見やすくなります。

 

また、はっきりとした色で文字を書き、文字の間隔を広めにとると、より文章が読みやすくなります。

思い出やエピソードを添える

シンプルなメッセージに加えて、共に過ごした思い出やエピソードを添えると、さらに心のこもった文章になります。

 

例えば「一緒に過ごした旅行の思い出は、今でも大切にしています」といった具体的なエピソードを加えると、より温かみが増します。

 

メッセージを受け取った相手も、その時のことを思い出して嬉しい気持ちになるでしょう。

父親へ贈る卒寿のお祝いメッセージの例文

卒寿のメッセージは、子どもから感謝や尊敬の気持ちを伝える、よい機会です。

 

もしお互いの住まいが遠く離れていても、子どもの気遣いが感じられるメッセージは、心に残る贈り物となるでしょう。


【例文1】
お父さん、卒寿おめでとうございます。
これまで家族を支えてくれて本当にありがとう。
趣味の○○を楽しむ姿がいきいきとしていて嬉しく思います。
これからも健康で楽しい日々を過ごしてください。

 

【例文2】
お父さん、90歳のお祝い、本当におめでとう!
これまで築いてきた生き方と努力を心から尊敬しています。
お父さんはいつまでも私の目標です。
これからも一緒に素敵な思い出を作りましょう。

 

【例文3】
お父さん、90歳、本当におめでとうございます。
子どもの頃○○をして一緒に遊んでくれましたね。
お父さんと一緒に過ごした日々を思い返すと、感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも笑顔で過ごしてください。

 

【例文4】
お父さん、卒寿おめでとうございます。
まだまだこれからも元気で長生きしてください。
そして、来月は家族で○○へ出かけましょう。
一緒にこれからも楽しいことをたくさん見つけられるのを楽しみにしています。


母親へ贈る卒寿のお祝いメッセージの例文

実家を離れて暮らすようになったり、自分の家族を持ったりすると、母親とコミュニケーションをとる機会は少なくなります。

 

同じ立場になったことで感じたことや、共に過ごしてきた母親への想いをメッセージにして伝えましょう。

 

また、義理の母へのメッセージを書く場合は「お義母さん」ではなく「おかあさん」や「お母さん」といった表記を使うことで、より親しみを込められます。


【例文1】 
お母さん、卒寿おめでとうございます。
いつも家族の相談にのってくれて心強かったです。
離れて暮らしてからも、私たちを支えてくれてありがとう。どうかこれからも健康で穏やかな毎日を過ごしてください。

 

【例文2】
お母さん、90歳の誕生日おめでとうございます。
お母さんの愛情と優しさに支えられて、私はここまでやってこられました。
孫の○○も近々会いたいと言っています。
これからもずっと笑顔のお母さんでいてください。

 

【例文3】
お母さん、90歳おめでとう!
趣味の○○は順調ですか?
これからも元気で、ますます楽しいことに挑戦してくださいね。
私たちもお母さんを全力でサポートします。

 

【例文4】
お母さん、卒寿本当におめでとうございます。
家族への深い愛情をいつも感じています。
次は白寿のお祝いですね。
これからもお母さんの笑顔を見続けられるよう、みんなでお祝いいたします。


祖父へ贈る卒寿のお祝いメッセージの例文

卒寿を迎える祖父との交流が減ってしまった、という方も中にはいらっしゃるでしょう。

 

長寿のお祝いは、普段あまり伝えることが少ない尊敬や感謝、健康と幸福の願いを届けるためのよい機会です。

 

特に、頻繁に連絡を取らない孫からのお祝いメッセージは、祖父にとって大きな励みとなるでしょう。家族の近況や日々の出来事なども、一言添えて送ってみてください。


【例文1】
おじいちゃん、卒寿おめでとうございます。
小さい頃、一緒に○○で遊んでくれたことを思い出します。
いつも私たちのことを気にかけてくれて、本当にありがとう。
これからも元気でいてくださいね。

 

【例文2】
おじいちゃん、90歳の誕生日おめでとうございます。
趣味の○○はまだ続けていますか?
いつも精力的に活動するおじいちゃんを尊敬しています。
これからも一緒にたくさんの思い出を作りましょう。

 

【例文3】
おじいちゃん、卒寿おめでとう!
病気になったときは心配したけれど、こんなに元気になってくれて本当に嬉しいです。
これからも健康で、楽しい時間を一緒に過ごしましょう。

 

【例文4】
おじいちゃん、卒寿おめでとう!
お祝いに○○へみんなで食事会に行こうね。
これからも一緒に素晴らしい未来を楽しみましょう。
まだまだ元気で長生きしてください。


祖母へ贈る卒寿のお祝いメッセージの例文

卒寿祝いのメッセージは、思い出のエピソードや祖母の素敵なところを交えながら、お祝いの気持ちを伝えましょう。

 

90歳になると、健康上の問題から施設や病院で過ごしている場合もあります。

 

そのため体調を気遣いながら、長生きを願う言葉やこれからも支え合う気持ちを込めたメッセージにすると、心温まるものになります。


【例文1】
おばあちゃん、卒寿おめでとうございます。
もう90歳なんて信じられないです。
小さい頃は一緒に遊んでくれてありがとう。
これまでの優しさと温かさに感謝しています。
これからも健康で楽しい毎日を過ごしてくださいね。

 

【例文2】
おばあちゃん、卒寿おめでとう!これからも元気でいてね。
おばあちゃんに教えてもらった○○、私も趣味として楽しんでいます。
まだまだ一緒にいろんな楽しいことを経験しましょう!

 

【例文3】
おばあちゃん、卒寿おめでとうございます。
施設での生活はどうですか?
前回お見舞いに行ったとき、笑顔で過ごすおばあちゃんの様子がわかって安心しました。
これからも体に気をつけて、元気でいてね。
幸せな日々が続くことを願っています。

 

【例文4】
おばあちゃん、卒寿おめでとうございます。
家族みんなにとって、おばあちゃんの存在はかけがえのないものです。
施設でも明るく、おばあちゃんらしく過ごしてくださいね。


孫から祖父母へ贈る卒寿のお祝いメッセージの例文

祖父母が卒寿を迎えられるのは、決して当たり前ではない素晴らしい出来事です。

 

これまで祖父母が歩んできた人生や、乗り越えてきた時代背景に想像を巡らせ、敬愛の気持ちを込めたメッセージを贈りましょう。

 

さらに、次の長寿のお祝いに触れるような、前向きで明るい言葉を選ぶと、長生きのモチベーションにつながるでしょう。


【例文1】
おじいちゃん、おばあちゃん、卒寿おめでとうございます!
いつも私たち家族を見守ってくれてありがとうございます。
これからも元気で楽しい毎日を一緒に過ごしていきましょうね。
心からお祝い申し上げます。

 

【例文2】
おじいちゃん、おばあちゃん、卒寿おめでとうございます!
戦火の中を生き抜き、その後も困難に立ち向かってこられたおじいちゃん、おばあちゃんの人生には、本当に頭が下がります。
心からの敬意と感謝を込めてお祝い申し上げます。

 

【例文3】
おじいちゃん、おばあちゃん、卒寿おめでとう!
おじいちゃん、おばあちゃんの元気な姿を見るたびに、新しい時代を私たちと一緒に歩んでくださっていることに感謝します。
100歳のお祝いもしたいので、これからも元気でお過ごしくださいね。

 

【例文4】
おじいちゃん、おばあちゃん、卒寿おめでとうございます!
いつも変わらない優しさで家族を包んでくれる2人には、本当に感謝しています。
この先もずっと健康で楽しい日々が続くよう、お祈りしています。
これからも笑顔で私たちを見守ってください。


上司へ贈る卒寿のお祝いメッセージの例文

上司への卒寿のお祝いメッセージは、これまでの功績や人柄への敬意を込めた内容にするのが大切です。

 

一緒に仕事をした際の思い出や、上司をお手本として自分たちも努力を重ねていることを伝えると、喜ばれるでしょう。

 

また、上司へのメッセージであることを踏まえ、親しみを感じさせつつも、敬語や格式を意識した丁寧な表現を心がけてください。


【例文1】
◯◯さん、卒寿心よりおめでとうございます。
○○さんと一緒に成し遂げた仕事を、今も昨日のことのように思い出します。
長年にわたり、職場を支えてくださったご貢献に深く感謝いたします。
これからも変わらずお元気でお過ごしください。

 

【例文2】
◯◯さん、卒寿おめでとうございます。
先日もお話をしてくださり、ありがとうございます。
これからも変わらぬご指導と元気な姿を見せていただければ幸いです。
長寿をお祝いしつつ、更なるご活躍を期待しております。


卒寿のお祝いメッセージで感謝を伝えよう!

卒寿は90歳を祝う特別な節目であり、普段はなかなか伝えられない言葉や感謝の気持ちを表すよい機会です。

 

メッセージはシンプルでわかりやすく、大きめの読みやすい文字で書くとよいでしょう。また、相手との思い出のエピソードを添えることで、より親しみが感じられる文章になるでしょう。

 

これからも安心して元気に長生きしてもらえるよう、心から感謝を込めたメッセージで卒寿のお祝いをしてみてください。

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