「お正月の手土産は何を持って行けばよいの?」
「お正月の手土産って相場はどれくらい?」
「手土産選びのポイントはどんなことがあるの?」
お正月に渡す手土産について、上記の疑問や不安などが浮かぶのではないでしょうか。

 

本記事では、お正月に渡す手土産の知識とあわせて、手土産の相場や選ぶ際の注意点などを詳しく紹介しています。

 

この記事を読むことで、手土産選びのポイントや気を付ける点を知ることができます。その知識をもとに、相手に喜ばれる手土産が見つかるでしょう。

 

また、お正月の手土産におすすめのお菓子ギフトも紹介しているため、具体的に送りたいものが浮かばないときの参考にできます。

 

手土産によって、良好な関係を築き上げていきたいと思っている方はぜひチェックしてみてください。

お正月の手土産は「お年賀」という

お正月の手土産は「お年賀」と呼ばれ、年始の挨拶で持参するのがマナーです。

 

元日は避け、1月2日から「松の内」の期間に渡します。基本は手渡しですが、訪問が難しい場合は事前に連絡をして郵送します。

 

のし紙は紅白蝶結びのものを使い、表書きに「御年賀」や「御年始」を入れます。喪中の場合や松の内を過ぎた場合は「寒中見舞い」と記載しましょう。

「松の内」は一般的に元旦から7日までを指す

「松の内」とは正月を祝う期間のことであり、一般的には元旦から1月7日までのことを指します。

 

お正月の手土産を渡す場合は、元旦を避けて渡すようにしましょう。「松の内」は地域によって異なるので、自分や親戚が住む地域の「松の内」を事前に調べ、失礼にあたらないように注意しましょう。

関係性によって変わるお正月の手土産の相場

渡す人との関係性によって、お正月の手土産の相場は変化します。

 

高価な贈り物は相手に気を遣わせてしまいます。相手との関係性によって、何を贈るか決めましょう。目安は以下の通りになります。

 

・義実家：3,000円程度
・実家：3,000円程度
・親戚：2,000円～3,000円程度
・お世話になった方や取引先：2,000円～5,000円程度

 

会う頻度やお世話になっている度合いによって、多少増やしても問題ないでしょう。

お正月の手土産を選ぶ際の3つのポイント

お正月の手土産を選ぶ際に、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。相手に喜ばれる贈り物を渡すためにはいくつかのポイントがあります。

 

手土産を選ぶ際のポイントが気になる方や迷っている方は、次の3つを抑えてみましょう。

干支などお正月らしいものを選ぶ

お正月は新年を祝う行事です。

 

お正月の手土産には、新年の干支にちなんだおめでたいモチーフのものが人気です。

 

干支や縁起物などお正月にちなんだもの、加えて祝い事に用いられる紅白や金銀カラーのものを選ぶとお正月らしさが生まれてよいでしょう。

 

商品に描かれる縁起物としては富士山や松竹梅、鶴や亀があります。食べ物としては、鯛、鰹節、昆布などがよいとされています。

地域特有のお菓子や食べ物を選ぶ

地域特有のお菓子や食べ物といった名産品もおすすめです。

 

年末年始の帰省で地域の名産品を渡すことで、挨拶回りや新年会の話題になり、久しぶりに会う人たちとの会話が弾みやすくなります。地域の名産品は、両親や親戚たちにとっては珍しい場合もあるので、きっと喜んでくれることでしょう。

日持ちする物を選ぶ

お正月の手土産は、可能な限り日持ちがよく、賞味期限は長めのものがおすすめです。

 

お正月は頂き物が重なる時期であり、お歳暮の時期と近いためお歳暮を消費しきれていないことも考えられるでしょう。またビジネス用の場合は、手土産を購入してから挨拶回りまで期間が開く可能性もあります。

 

手土産は、相手が消費に困らないようにする配慮も大切です。常温で保存できるものだと冷蔵庫のスペースを気にせずに済むのでおすすめです。冷凍食品は、相手の冷凍庫に入りきるかどうかの確認が大切でしょう。

お正月の手土産におすすめなお菓子7選

お正月の手土産でメジャーなものといえばお菓子でしょう。味のおいしさはもちろん、見た目が華やかなお菓子などたくさんの商品があります。

 

ここからは、お正月の手土産におすすめなお菓子ギフトを7つ紹介します。幅広い種類をご紹介しているので、ぜひ気になる商品を見つけてみてください。

丹波焼菓子詰合せ

 

様々な種類が楽しめるとともに、高級感のある見た目と素材を生かした美味しさが絶品です。1つ1つの焼菓子が手を込んで作られており、丁寧に個別包装されているのもポイントです。

 

7個入りから24個入りまで、豊富なサイズ展開があるので、相手や予算に合わせて選べる点もよいでしょう。

スイーツファクトリー

スイーツファクトリーでは、贅沢な時間を彩る伝統の焼き菓子をご用意しています。素材と製法にこだわり抜いて焼き上げた、8種類の風味豊かな味わいが楽しめます。焼き菓子が好きな方に贈るのがおすすめです。

果実たっぷり ふじ林檎ケーキ

自家製カラメルシロップに漬け込んだふじ林檎をたっぷりと入れ、しっとりと焼き上げられたケーキです。

 

くるみの食感がアクセントになり、林檎本来の味わいを楽しむことができます。リンゴの果肉がたっぷりで、食べたときにリンゴの「シャリッ」とした感覚が味わえるでしょう。

粋撰菓

粋撰菓は、日常にも特別な日にも寄り添える焼き菓子です。和素材を活かし、6種類のバリエーション豊かな詰め合わせをご用意しました。

 

例えば、黒ごまの香ばしさを楽しむ薄板くっきい、なると金時芋を使ったさつまいものがれっと、和三蜜糖の甘さが広がるかすていらなど、それぞれ個包装で食べやすく、大人数への贈り物にも最適です。どれも、素材と味わいにこだわった一品です。

丹波お重仕立てのモンブラン

繊細な丹波栗を使用したモンブランクリームをたっぷりと折り重ねた、口どけのよい上質な味わいがするモンブランです。

 

モンブランクリームの下にある丹波栗の渋川煮と、アーモンドキャラメリゼが味のアクセントになっており、口に広がる栗の美味しさを楽しむことができます。パティシエが1つずつ手作りで作っているため、1日の販売量には限りがあります。

こだわりの丹波栗のロールケーキ

丹波栗を使用したロールケーキになっています。

 

クリームは北海道産の生乳のみを使用し、乳脂肪分を控えめにすることで、栗の風味が一層引き立っています。こちらの商品も1つずつパティシエが手作りしているため、数量限定の商品です。

丹波栗のバームクーヘン

丹波栗を贅沢に練り込んだバームクーヘンです。

 

大粒の丹波栗の甘味とホクホクした食感に加え、ふんわりと優しい口どけを実現しました。卵とアーモンドのコクが栗の香りと甘みを引き立て、豊かな風味としっとりとした口どけをお楽しみいただけます。

お正月の手土産でよい関係を築こう

お正月の手土産の渡し方から、手土産を選ぶポイントやおすすめのお菓子を紹介しました。手土産は家族や親戚との関係性をより円滑にし、良好な関係を築く手助けをしてくれます。

 

お正月は家族や親戚と集まる数少ない機会かもしれません。手土産は集まりに活気をもたらし、団欒を豊かにしてくれます。

 

この記事を参考に、みなさんもぜひお正月には手土産を持って家族・親戚に挨拶しましょう。