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お歳暮ののし紙は名前なしでもよい!名入れが必要な場合とおすすめお菓子を紹介

「お店でのしをどうするか聞かれて、いつも困ってしまうな」
「名前なしのお歳暮は、失礼にあたるのではないだろうか」
お世話になった方へお歳暮を贈る際に、のし紙のマナーが分からず悩む方も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、のし紙のマナーについて、具体的な事例を用いた説明に加えて、お歳暮におすすめのお菓子3選を紹介しています。

 

この記事を読んでのし紙の基本的なルールを学ぶことで、これからは安心してお歳暮を贈ることができます。また、お歳暮にぴったりな商品をチェックできるため、毎年のお歳暮選びに困ることがなくなるでしょう。

 

贈答品のマナーについて自信がない方や、初めてのお歳暮に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

お歳暮ののし紙は名前なしでもよい

のし紙の下段中央に贈り主の名前を書くことを「名入れ」といいます。一般的に、お歳暮にのし紙をかけることはマナーだとされていますが、名入れをするかどうかについては、決まりがありません。

 

そのため、送り状に名前を書いている場合や手渡しする場合は、名入れをしていなくても失礼にはあたらないといわれています。

のし紙の名入れが必要な場合

のし紙に名前を書かず、お歳暮を贈ることはマナー違反ではありませんが、名入れをした方がよい場合もあります。

 

特に、多くのお歳暮をもらう立場の相手に贈る場合は、誰からの贈り物であるかすぐ分かるように、のし紙に名入れをしましょう。

 

また、地域にもよりますが、名前なしのお歳暮は「縁切り」を意味するといわれています。相手が不快な思いをしてしまう可能性もあるため、のし紙にはできるだけ名入れをした方がよいでしょう。

【相手別】名入れのマナー

のし紙には「誰からの贈り物であるか」を分かるようにするための「名入れ」と、「どのような贈り物であるか」を意味する「表書き」をします。

 

贈る側の状況や相手によって、名入れの方法が変わるため注意しましょう。

 

ここでは、様々なパターンによる名入れのマナーについて説明します。

個人で贈る場合は苗字だけで大丈夫

個人で贈る場合は、水引の中心に沿って、表書きと一直線になるように自分の名前を書きます。

 

一人で贈る場合は、フルネームで書くことが一般的です。また、目上の相手に贈る場合には、フルネームを書いた方が丁寧な印象になるでしょう。

 

しかし、親しい間柄や年下の相手に贈る場合は、苗字だけでもよいといわれています。

連名で贈る場合の名入れ方法

複数人でお歳暮を贈る場合、名入れは3名までが望ましいとされ、立場が上の人から順に右から名前を書きます。

 

それ以上の人数で贈る場合は、名入れは「有志一同」「〇〇一同」としましょう。代表者の名前だけを中央に書き、その左側に「他一同」などと書く場合もあります。いずれの場合も、全員の名前を書いた紙を同封しましょう。

夫婦連名で贈る場合の名入れ方法

夫婦でお歳暮を贈る場合は、夫の名前をフルネームで書き、その左側に妻の名前を書きましょう。妻の苗字を省略することが一般的ですが、苗字を中央に書き、その右下に夫の名前、左下に妻の名前を書くことでもよいとされています。

 

夫婦別姓の場合は、妻もフルネームで書きましょう。

会社として贈る場合の名入れ方法

法人としてお歳暮を贈る場合は、代表者の名前を中央に書き、その右側に会社名や肩書きを書きます。会社名や肩書きは代表者の名前よりも、やや小さく書くようにしましょう。

 

部署で贈る場合は「○○(部署名など)一同」とします。部署の中でも限られたグループで贈る場合には「有志一同」とし、全員の名前を記載した紙を同封しましょう。

のしの表書きで注意すること

のし紙の表書きは、毛筆を使い楷書で書くことがマナーとされています。

 

のし紙に書く文字は、のしや水引にかからないように注意し、名入れよりも表書きが大きくなるようにしましょう。

 

年内に贈る場合、表書きは「お歳暮」とします。年が明けてから贈る場合には、表書きは「お年賀」や「寒中お見舞い」としましょう。

 

「死文字」といわれ縁起が悪いと気にされる方もいるため、「寒中見舞」などと表書きを4文字にすることは避けた方がよいとされます。

「のしなし」で贈るべきパターン2選

のしと水引が印刷されているかけ紙のことを「のし紙」と呼び、お歳暮などの贈り物には、のし紙をかけることが一般的なマナーとされています。

 

しかし、贈り物の内容や贈る際の状況によっては、のし紙を使わない方がよいとされる場合があるため、注意しましょう。

 

ここからは「のしなし」で贈ることが適切とされている、2つのパターンについて説明します。

生ものを贈る場合

「のし」とは、のし紙の右上にある小さな飾りのことで、あわびを薄くのして干した「のしあわび」が由来と言われています。現代では簡略化され、水引と共にかけ紙に印刷されていることが多いでしょう。

 

日本では、贈り物は神様へのお供え物という思想があり、必ず「生臭もの(肉や魚介)」をつける風習があります。贈り物にのしあわびをつけることで「生ものを添えている」ということを表しています。

 

そのため、生鮮品をお歳暮として贈る場合は、のしをつける必要がありません。元々生ものである鰹節を贈る場合にも、のしは不要です。

自分もしくは相手が喪中の場合

自分や相手が喪中の場合でもお歳暮を贈ることは問題ありません。

 

しかし、のしの由来である「のしあわび」には、贈り物に添えることで「祝意を表す」という意味もあります。本来はお祝い事など慶事の際に使うものであるため、喪中の場合に贈るお歳暮には、のしをつけないようにしてください。

 

水引もお祝いの意味をもつため、代わりに白無地の奉書紙や短冊に表書きと名入れをしましょう。ただし、目上の方に贈る場合は、短冊は失礼にあたる場合があるため注意が必要です。

お歳暮におすすめのお菓子3選

ここからは、お歳暮におすすめのお菓子を紹介します。

 

お歳暮には、食べたり使ったりするとなくなる「消えもの」を選ぶことがよいとされます。その理由は、贈り物が形として残る場合は、相手が保管や処分に困る可能性があるためです。

 

「消えもの」の中でも、子どもから大人まで年齢を問わずに楽しめるお菓子は人気のジャンルです。

 

ここで紹介しているものは、基本的にはのしなどの梱包が可能となっています。ぜひ、今年のお歳暮選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

いもくり

丁寧に裏ごしした「和栗」と上質な甘みの「なると金時」を使用し、風味豊かにしっとり焼き上げた素朴な味わいの焼き菓子です。渋皮栗のシロップ漬けがよいアクセントになっています。

 

余分な材料は使っていないため、素材本来の味をしっかり感じることができるでしょう。

内容 金額(税込)
いもくり3個 702円
いもくり6個 1,404円
いもくり12個 2,700円
いもくり18個 3,996円
 

キュートセレクション

キュートセレクションは、スティックケーキとプチクッキーのアソート商品です。

 

見た目も可愛いオレンジケーキや、ローストしたくるみがアクセントになったニューヨークブラウニーなど、スティックケーキには5つの味わいがあります。素材の美味しさを閉じ込めた4種類のプチクッキーは、サクサクと軽やかな食感です。

 

華やかでサイズ展開も豊富であるため、会社など多くの人に向けた贈り物におすすめです。

内容量 内容 金額(税込み)
11個 オレンジケーキ 1個、ミックスベリーケーキ 1個、キャラメルアップルケーキ 1個、抹茶ショコラケーキ 1個、ニューヨークブラウニー 1個、ショコラクッキー 1個、ストロベリークッキー 2個、アールグレイクッキー 1個、レモンクッキー 2個 1,080円
23個 オレンジケーキ 1個、ミックスベリーケーキ 2個、キャラメルアップルケーキ 1個、抹茶ショコラケーキ 2個、ニューヨークブラウニー 1個、ショコラクッキー 4個、ストロベリークッキー 4個、アールグレイクッキー 4個、レモンクッキー 4個 1,620円
26個 オレンジケーキ 2個、ミックスベリーケーキ 3個、キャラメルアップルケーキ 2個、抹茶ショコラケーキ 3個、ニューヨークブラウニー 2個、ショコラクッキー 3個、ストロベリークッキー 4個、アールグレイクッキー 3個、レモンクッキー 4個 2,160円
36個 オレンジケーキ 3個、ミックスベリーケーキ 3個、キャラメルアップルケーキ 3個、抹茶ショコラケーキ 4個、ニューヨークブラウニー 3個、ショコラクッキー 5個、ストロベリークッキー 5個、アールグレイクッキー 5個、レモンクッキー 5個 3,240円
 

果実たっぷり ふじ林檎ケーキ

自家製のカラメルシロップに漬け込んだふじ林檎を贅沢に使い、しっとりと焼き上げたシナモンの香りが漂う焼き菓子です。くるみの食感がよいアクセントになっており、大きめにカットされた林檎のシャキシャキとした食感も楽しめます。

 

林檎があしらわれた可愛らしいパッケージは、大人から子どもまで幅広い世代の方に喜んでもらえるでしょう。

内容 金額(税込)
果実たっぷり ふじ林檎ケーキ8個 1,080円
果実たっぷり ふじ林檎ケーキ12個 1,620円
 

状況にあわせて適切なのしを書こう

日本の贈答の特徴とされるのし紙ですが、のし紙をかけずに贈る方がよい場合があります。また、のし紙の表書きや名入れは、贈る際の状況や相手によって書き方を変えることも重要です。

 

このように日本の贈り物に関するルールは複雑であるため、戸惑うこともあるでしょう。しかし、正しいマナーを知らずに贈り物をしてしまうと、失礼にあたる場合や相手に不快な思いをさせてしまう場合があります。

 

お歳暮は、日頃の感謝を伝えるために贈ります。贈り手の気持ちが相手にしっかり伝わるように、のし紙のマナーを正しく理解しましょう。