2018.12.19
blogこんにちは、ECショップ担当の陽です。
今回は、「15日はシェフの日」に登場している「ガレット・デ・ロワ」の製造に立ち会ってきました!
「ガレット・デ・ロワ」についての説明については、前回のブログをご覧ください。
「ガレット・デ・ロワ」の見た目の特徴は焼いた表面の綺麗な模様です。
私もこの模様はどのようにして作られているのか?興味津々でした。
先ずは、パイの成型です。
余分な生地を切り落としていきます。
ここから腕の見せ所です。
円形台に乗せたパイを回転させながらナイフで切り目を入れて模様を付けていきます。
雲形定規などを使用するのではなく、フリーハンドで描いていきます。
失敗は出来ない作業ですよね。
思わず私は息を止めてしまいました。
今回の「ガレット・デ・ロワ」の渦巻き模様は太陽を表現していて
「生命力」を意味しています。
模様は他にもあってフランスでは複雑な模様のコンテストも開催されるとか。
模様が出来上がると周囲に切り目を入れます。
これは焼成の時に形が崩れてしまわないようにする工夫です。
いよいよ焼成です。
180℃に熱したオーブンで50分焼き目を確認しながらの焼き上げ。
シェフも神経を使う工程です。
そして焼き上がり。
焼成前に切り目を入れた模様が綺麗に浮き上がって芸術作品の様な仕上がりです。
新年を祝うお菓子にピッタリですね。
お召し上りの際に添付のフェーブを一つ入れてゲーム性を持たせるのも楽しみ方の一つです。
フランスの伝統菓子を中島大祥堂流にアレンジしたおめでたいお菓子を是非、ご賞味ください。